title="ATOM" href="http://yoru.kakuren-bo.com/ATOM/"> LARMES 忍者ブログ
この管理人の小説用ブログです。男同士の同性愛的要素で展開されておりますので嫌悪感を感じる方、男性の方は入室をご遠慮下さい。また当サイトは原作者様・製作関係者様とは一切関係ありません。
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お越しいただきありがとうございます。
このブログでは、テニスの王子様を中心とした、小説を取り扱っております。
同性愛的小説なので、嫌いな方、苦手な方はお引き取り下さい。
荒らしが目的な方も同様です。

更新頻度は低めです。

短編が多いですが、長編にも挑戦していきたいと思いますので、お付き合いを宜しくお願いしますm(_ _)m

駄作ですが、お持ち帰りはしないでください。 
リクエストも受け付けようと思いますので、コメントから気楽にしてください。
また、小説内の誤字脱字にお気づきましたら同様にご報告下さい。

それでは、これから長らくお世話になります。


更新状況

1月09日 忍跡短編 温かい 掲載
3月20日 忍跡短編 勲章   掲載


跡部誕小説http://sqalolovenotte.blog73.fc2.com/blog-entry-333.html※岳跡です。

 

それぞれのカテゴリーの説明↓

忍跡短編      :テニスの王子様の氷帝学園 忍足侑士×跡部景吾の短編小説です。

日岳短編    :テニスの王子様の氷帝学園 日吉若×向日岳人の短編小説です。

その他CP短編:テニスの王子様のメインCP以外のCPの短編小説です。

捧げ物            :リクエスト等特定の人物に捧げる小説です。

設定無小説    :設定が同性同士ということしかない小説です。基本的にどのカップリングでも想定できる小説です。



現在のリクエストはありません。
 
次のキリ番は4000です。 


 

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ある部活の日のこと。
今日もテニスコートにボールの音が響く。
今日は正レギュラー同士の試合が開催されていた。
ダブルスの試合が終わり、今はシングルスの試合が行われている。
もうかれこれ一時間、跡部と忍足が試合をしている。

千の技を持つ男と呼ばれる忍足も、さすがの跡部には適わない。

「お前その程度か、アーン?」

「これでも全力出してるつもりなんやけど・・・」

結果は6-2
自分のサービスゲームを落としたのは痛い。

「やっぱり跡部には適わんわ。」

汗で湿った髪を掻き揚げて、跡部を見る。

「アーン?テキトーな事言ってんじゃねぇ。」

跡部は水を飲みながら、いかにも「理解できない」というような顔をする。

「せやかて、差は漠然や。」

跡部はそう言った俺に、タオルを渡して、

「一心不乱に足掻いてみろよ。俺のように。」

と言ってニヤリと笑って見せた。




次の日、忍足は未だに跡部の言葉を引きずっていた。

『一心不乱に足掻いてみろよ。―――俺のように。』


「意味分からんわ。」

伸びてきた前髪を掻き揚げてため息を吐く。

いつも余裕ぶっている跡部が、”足掻いている”?
どういうことだ。
多分一生分からないと思っていた。
あの光景を見るまでは・・・。



放課後、忍足は委員会の会議をしていて遅くまで残っていた。

「そろそろ帰らんとな。」

その時、ある音がした。

「何でや?部活はとっくに終わってるはずやで。」

すっかり日が暮れたテニスコートに響くボールの弾む音。
テニスコートを覗くと、汗だくでサーブを打つ跡部の姿があった。
すごく必死でコートに置いてある缶に的確にボールを打ち込む。
跡部の周りには何十ものボールが転がっていた。

『足掻いてみろよ』

昨日言われた言葉が甦る。
その答えが、これだったんだ。

勝つことが当たり前だと思われて信頼されてきた跡部。
たくさんの人々の期待はものすごいプレッシャーになっていただろう。
跡部は生まれながらの天才ではない。
では、何故今まで勝ち続けてきたのか。

「努力・・・やんなぁ。」

そう呟いて、忍足もテニスコートに入った。


「お疲れさん。いつから打ってたん?」

跡部は一度こちらを向いて、目を見開いた。

「なんでお前がいるんだよ。・・・彼女か?」

「彼女なんて居らんし。委員会で残ってただけや。」

一瞬驚いたのもつかの間。
すぐにもとの顔に戻って「そうか」と呟いた。


「俺と打たへん?今日部活してへんから物足りないねん。」

「あぁ。」

ラケットを取り出して、コートに転がっているボールを集める。
全部をかごに入れると、試合が始まった。

「跡部のサーブからでええよ。」

「フン、余裕かましてんじゃねーよ。」

得意げに笑った跡部は、陽が落ちているはずなのに輝いて見えた。
試合も終わり、時計は7時を指している。
サービスゲームは死守したものの、6セットとられて負けてしまった。

「跡部の言ってたこと、分かった気がすんねん。」

部室でシャワーを浴びながら、着替えている跡部に話しかける。

「何のことだ?」

跡部が腕をシャツに通す様を磨りガラス越しに見る。

「足掻いてみろっって言うてたやん?それが全然分からんかった。」

跡部の手が止まる。

「いつも余裕かましてて、試合が始まる前も終わった後も、満足そうな顔してた跡部やん。それこそ、勝つのが当たり前で負けたところなんて見たことあらへん。そんなお前が足掻いてるなんて信じられへんかった。」

シャワーのコックを閉めて、磨りガラスの戸を開ける。
跡部はシャツに手を通したまま、ボタンを留めずに話を聞いていた。

「せやけど、今日跡部が遅くまでサーブ打ってんの見て、漸く分かったんや。跡部がずっと負けへんかったのも、全部努力なんやって。生まれながらの天才やないねんな。」

跡部はボタンを全部留めて、ネクタイを締めていた。
心なしか顔が赤く見える。

「俺も天才とかくせ者とか言われとるけど、跡部には適わんし。俺も足掻いてみるわ。」


忍足は跡部に近づいて、目を合わせた。


「忍足・・・?」

「おおきにな、跡部。もっと練習して跡部に追いついて見せるわ。」

それをいった途端に、跡部の顔が真っ赤になった。

「え、?どないしたん跡部?あ、まさか照れてるんとちゃう?」

「うるせぇ照れてねぇ!!それとお前一回謝りやがれ!」

「え!?」

「俺様を”お前”呼ばわりしやがって!」

「わ”ー!すまんて!破滅への輪踊曲は勘弁して!」

「破滅への輪踊曲!!」



いつも独りで頑張っている君に輝く全国一の勲章を与えるために
君の隣に立てるように努力する。
いつか君が僕に頼ってくれるまで。



(顔が近いんだよ馬鹿!)
(どないしたん跡部?)




end

______________________
久々の更新ですね。
ボ●ロの『一心不乱』という歌を聴いて跡部の台詞が思い浮かんだのでそのまま一発書き。
久々に長いのを書いたなと(短編の中でも)思っています。
これは地区大会の前の話です。でも雰囲気的に季節感は冬です←
地区大会が終わったらもう二人は・・・(^ω^)
忍足には景ちゃんなう!を全力で歌ってほしいと思います\(^o^)/

2011.03.20.               夜

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温かい



今日は元旦。
俺は昨日から跡部と一緒に過ごして、今はこたつに入ってくつろいでいる。


「さみぃ」

跡部は寒がり。
もうこたつの温度は結構いっている。

「まだ寒いん?景吾、こっちきてみ。」

手招きして跡部を俺の足の間に座らせて、後ろから包む。

「これならあったかいやろ?」

「温かい。」


外は今にも雪が降りそうな厚い雲。
きっとめちゃくちゃ寒いだろう。


「景吾、外出てみる?」


――なんて。
そんなこと言ったら殴られそうだから今は。

二人で温かく。






(こたつよりもお前の体温の方がいいなんて、俺もどうかしている。)


End

____________
ものすごく久しぶりでものすごく短いものになっちゃいました(汗
明けましておめでとうございます。
いかがお過ごしでしょうか。
今年はさらに更新が遅くなりそうですが、よろしくお願いします。

2012.01.09              夜

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薔薇の香りに釣られれば、そこには甘美な花園。




女王蜂の罠






「あ、またや…」



中学生になって数日経ったある日の放課後。


俺(忍足侑士)、は日直で教室に残り一人、日誌を書いていた。

空はオレンジ色に染まり、落ちてきた太陽が教室に差し込む。


ふと風が吹いて香った薔薇の香りに窓を見る。


テニスボールが弾む音と共に仄かな薔薇の匂い。

気になってベランダに立つと、暖かな春の風が吹いた。


「誰の香水やろ…。」


その香りの主を探してテニスコートを見る。

そして一際目立つ一人の男を見つけた。



「あいつか?」



鋭く強いスマッシュが相手のコートに突き刺さる。

まるでひとつの劇のような、踊るようなテニススタイル。
無駄が無く、そして華やか。




「俺様の美技に酔いな!!」




一瞬にして魅せられた。



「ゲームセット!6‐2ウォンバイ跡部!」






「跡部…。あの新入生代表のキングか。」




自分よりも幾分か華奢な男。

新入生代表挨拶の時にキング宣言をかました男。

変わった奴だと思っていた。



「試してみたいわ。」




ほんの少しの興味だった。


勢いよくテニスラケットを背負い、テニスコートに向かう。





「なぁ、俺と試合せえへん?」



薔薇が香る。




「自信があるみたいだな。眼鏡。」





さぁ、楽しいパーティーの始まりだ。






薔薇の香りに釣られた蜜蜂を、

狙うは世にも美しい女王蜂。



(一緒に円舞曲を踊りましょう)
(狙った獲物は逃がさない。)





END
_______________
最初から忍足を狙っていた跡部。
みたいなものが書きたかったんですw
全ては跡部の計画通りみたいなww
感想など聞けたら嬉しいです!

2011.10.25                    夜

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生まれてきてくれてありがとう。

毎年それを言えるように、ずっとその腕で捕まえとけよ?




最高のプレゼント


今日は氷帝の天才、忍足侑士の誕生日。


朝からメス猫どもに囲まれて両手いっぱいにプレゼントを抱えて帰ってくる。


数日前の俺の誕生日と同じようになっている部室には、レギュラー陣もため息しか出てこない。



「また部室がこんなかよ。」

「激狭い。」

「跡部の時よりはましだけど。」

「忍足やるねー。」

「下剋上だ…。」

「今日も部活できませんね。」




大量に運び込まれたプレゼントは、部室を埋め尽くし、足場が無い状態だった。


「…お前の家まで運んでやる。」


俺は自分の誕生日を思い出し、同じ思いをしている忍足に車を出してやると言った。

(俺の誕生日はトラック3台使ったが。)


部室が使えないから当然部活は中止。

もとより、レギュラー陣の誕生日に部室が使えたことは無い。



忍足以外の部員全員を帰らせ、トラックを待つ。


「なぁ、跡部?」

「あーん?」

「今日俺の誕生日やんか。プレゼントとかくれへんの?」

「…」


いきなり何を言い出すんだこの伊達眼鏡は。

いや、誕生日というのはわかる。プレゼントが欲しいとかそういうのも分かるのだが。


明らかに目がキラキラしてる。


「無いわけねぇだろうが。一応聞いてやる。何が欲しいんだよ?」


どうせラブロマのDVDとか言うんだろうという予想は、一気に砕け散った。



「……は?」


「せやから、跡部が欲しいなって言うたの!何遍も言わすなやアホ。」



いやいやいやいや、は?

何を言っているんだ伊達眼鏡さん?

欲しい?俺が?



「い、意味がわからねぇ。分かるように言え。」


「わかった。」



そう言うと、急に俺の目の前に立った。


「俺と付き合って下さい。」




それが俺が一番望んだこの世でひとつしかないプレゼント。




HAPPY BIRTHDAY YUSHI.OSHITARI


「ずっと大切にしろよ。」


「当たり前や。愛してる。」



END
_______________
忍足誕生日おめでとう!!
そして偲乃様、お誕生日おめでとうございます!
いつも素敵な小説読ませてもらっています!
忍足と誕生日同じだなんて羨ましすぎる!!
こんな小説でよかったら貰って下さい^^
これからも素敵な小説を楽しみにしています!

2011.10.15                          夜

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