この管理人の小説用ブログです。男同士の同性愛的要素で展開されておりますので嫌悪感を感じる方、男性の方は入室をご遠慮下さい。また当サイトは原作者様・製作関係者様とは一切関係ありません。
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君待つと
11月も早下旬。23日の火曜日は祝日で部活が休みだった。
冬じみた寒さに跡部は、首を竦めた。
「さみぃ…」
風が強く吹く。
日差しが暖かい。
目当ての男は現れない。
「遅い…俺様を待たせるとは何事だ。」
待ち合わせ時間を大幅に過ぎても、忍足は来る気配が無い。
跡部は、機嫌を悪くして家に帰ろうとした。
風が強い。
飛ばされるくらいに。
秋晴れで、日差しも暖かくて、時間の30分も前に待ち合わせ場所に来たのに。
誘って来たアイツは30分、1時間待っても来なくて。
日時は10時半。
アイツの来る気配は、無い。
だけど、今日見た夢は正夢になる気がして。
夢は、正しくなかった?
信じたのは馬鹿だった?
少しの可能性と、盛大な奇跡を信じて。
駄目押しで30分待ってみた。
彼は来ない。
時間は11時。
お昼時で人が多くなってきた。
しかし、彼の姿は無くて。
「…俺の…ばか……」
自分が情けなくなって、どことなく歩いた。
時間は2時。
昼から何も食べていない。
食欲が無い。
彼のせいでこんなにも変わってしまった俺の世界観に、今日見た夢が重なる。
にこやかに、爽やかに、
「明日、公園で待っとるから。10時に待ち合わせな?」
俺を誘ったくせに。
彼は来ない。
ふと、人にぶつかってしまった。
「痛ぇな、ちゃんと前見て歩けよ…」
「跡部?」
「!!」
聞き慣れた声のトーンに、心が動いた。
「な、ちょい待ちいや。なんで泣きそうなん?!」
「何でもねぇよ。」
ずっと聞きたかった声を、聞くことが出来て、嬉しくて泣きそうになる。
そんなこと、言える分けが無い。
「跡部?なんかあったん?」
休みの日にもかかわらず、テニスウェアを着て、ラケットを持っているところを見ると、ストリートでやってきたのだろう。
「何でもねぇって言ってるだろ。お前は何してんだよ。」
「さっきストリートテニスコートで岳人とテニスしてきたんや。その帰り。」
「そうか。」
予想通り。
こちらは今日見た夢のせいで一日の大半を無駄にしたというのに。
「で、跡部?今から空いとる?」
優しい彼の声に、甘えたいのに。
くだらない意地が出てきてしまう。
「あん?お前はテニスやってきたんだろ?」
「それとこれとは話がちゃうやろ?」
忍足はいつもそう。
俺の意地をことごとく砕く。
そうして、俺を甘やかす。
「…空いてるが?」
「家、来る?」
ペースを、持って行かれる。
「……行く。」
「ほなら、行こ?」
「あぁ。」
いつもそう。
こうして俺のくだらないプライドを砕き、心を和らげる。
この方法で、いつも君に甘える。
君待つと、必ず午後には幸せが僕らを待っている。
___________________________________
国語の時間に勉強した小説ですね~
中学3年でしたか・・・懐かしいですね。
誰が書いたかは忘れましたが。
夢に翻弄される跡部。
こんな乙女見たことない!!←
11月も早下旬。23日の火曜日は祝日で部活が休みだった。
冬じみた寒さに跡部は、首を竦めた。
「さみぃ…」
風が強く吹く。
日差しが暖かい。
目当ての男は現れない。
「遅い…俺様を待たせるとは何事だ。」
待ち合わせ時間を大幅に過ぎても、忍足は来る気配が無い。
跡部は、機嫌を悪くして家に帰ろうとした。
風が強い。
飛ばされるくらいに。
秋晴れで、日差しも暖かくて、時間の30分も前に待ち合わせ場所に来たのに。
誘って来たアイツは30分、1時間待っても来なくて。
日時は10時半。
アイツの来る気配は、無い。
だけど、今日見た夢は正夢になる気がして。
夢は、正しくなかった?
信じたのは馬鹿だった?
少しの可能性と、盛大な奇跡を信じて。
駄目押しで30分待ってみた。
彼は来ない。
時間は11時。
お昼時で人が多くなってきた。
しかし、彼の姿は無くて。
「…俺の…ばか……」
自分が情けなくなって、どことなく歩いた。
時間は2時。
昼から何も食べていない。
食欲が無い。
彼のせいでこんなにも変わってしまった俺の世界観に、今日見た夢が重なる。
にこやかに、爽やかに、
「明日、公園で待っとるから。10時に待ち合わせな?」
俺を誘ったくせに。
彼は来ない。
ふと、人にぶつかってしまった。
「痛ぇな、ちゃんと前見て歩けよ…」
「跡部?」
「!!」
聞き慣れた声のトーンに、心が動いた。
「な、ちょい待ちいや。なんで泣きそうなん?!」
「何でもねぇよ。」
ずっと聞きたかった声を、聞くことが出来て、嬉しくて泣きそうになる。
そんなこと、言える分けが無い。
「跡部?なんかあったん?」
休みの日にもかかわらず、テニスウェアを着て、ラケットを持っているところを見ると、ストリートでやってきたのだろう。
「何でもねぇって言ってるだろ。お前は何してんだよ。」
「さっきストリートテニスコートで岳人とテニスしてきたんや。その帰り。」
「そうか。」
予想通り。
こちらは今日見た夢のせいで一日の大半を無駄にしたというのに。
「で、跡部?今から空いとる?」
優しい彼の声に、甘えたいのに。
くだらない意地が出てきてしまう。
「あん?お前はテニスやってきたんだろ?」
「それとこれとは話がちゃうやろ?」
忍足はいつもそう。
俺の意地をことごとく砕く。
そうして、俺を甘やかす。
「…空いてるが?」
「家、来る?」
ペースを、持って行かれる。
「……行く。」
「ほなら、行こ?」
「あぁ。」
いつもそう。
こうして俺のくだらないプライドを砕き、心を和らげる。
この方法で、いつも君に甘える。
君待つと、必ず午後には幸せが僕らを待っている。
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国語の時間に勉強した小説ですね~
中学3年でしたか・・・懐かしいですね。
誰が書いたかは忘れましたが。
夢に翻弄される跡部。
こんな乙女見たことない!!←
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