title="ATOM" href="http://yoru.kakuren-bo.com/ATOM/"> LARMES 幸福の薔薇二つ 忍者ブログ
この管理人の小説用ブログです。男同士の同性愛的要素で展開されておりますので嫌悪感を感じる方、男性の方は入室をご遠慮下さい。また当サイトは原作者様・製作関係者様とは一切関係ありません。
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愛してるって言われたい。




幸福の薔薇二つ



まるで壊れ物の様な扱いで、俺、跡部景吾は生きてきた。

両親はいつも家にはおらず、周りに居るのは執事とメイド。

心の支えになっていたのは、月に一度かかってくる、両親の電話だった。


「景吾、いい子にしてた?執事さんたちに迷惑かけていない?ごめんね。帰ってこれなくて。でもママはちゃあんと景吾のこと愛してるからね。」

「景吾、今月も帰ってやれずすまない。久しぶりにプレゼントを買ったんだ。来週くらいには届くから、楽しみにしていなさい。来月には帰れるようにスケジュールを組んでいる。その時はたくさんママとパパと遊ぼうな。」


愛を感じられる電話が楽しくて、笑っていられるけど、やっぱり寂しくて。

電話を切った後は毎回部屋で泣いていた。


中学生になって、恋人ができた。
男だけどそれなりに俺のことを理解してくれているいいやつだ。

忍足侑士。

氷帝の天才と呼ばれるテニスプレイヤー。
その実力は明白で、悠々とレギュラーの座に構えている。


そんな忍足が知らずと気になっていて、自然と目で追っていた。


ある日、珍しく携帯に両親から電話がかかってきた。
いつものように愛の感じられる会話をして電話を切る。
すると、学校だというのも忘れて泣いてしまっていたんだ。


忍足はそんな俺を、けなすでもなく、ただ抱きしめてくれた。

その温もりが懐かしくて、無意識に俺は、忍足に縋り付いていた。


その出来事がきっかけとなり、俺達は付き合うことになった。

忍足は毎日のように俺に愛を囁く。

俺はいつもその言葉と優しさに、助けられている。


「愛してるで、景吾。」
「俺も、侑士愛してる。」


愛をくれる存在に、今度は俺が愛をあげよう。

俺のような寂しさを、感じる人がいなくなるように。







END


薔薇 (愛情) (僕は貴方を愛する)
_________________
はい。花言葉小説第3弾です。
一発書きなのでストーリー性がないです^^;
書いてもらいたい花言葉があったらコメントくれると嬉しいです^^

2011.07.26      夜

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