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もし、世界に俺ら二人だけだったら。
もし、俺らが国の法律を考えて、採用されていれば。
もし、俺らが神様だったら。
俺らに不幸は訪れなかっただろう。
俺らを咎める人もいないのに。
俺らとおんなじような人達も幸せになれるのに。
俺らを信じてくれる人すらも出てくるのに。
俺らに幸せは訪れるのに。
どうしてそうならなかったんだろう。
運命に例えてもそれはあまりにも残酷で。
どうして世界中の人全員が幸せになれないの。
こんなにも愛しているのに、国が、世界が、俺達が繋がるのを拒む。
どんなに金があっても、それは役に立たなくて。
どれだけ泣いたって状況は変わらない。
そう、思っていたけれど、彼の一言でそんな思いは一蹴された。
「世界なんか関係あらへんやん。俺達が二人でここにおれる、それだけでも神様に感謝せなあかんよ。」
彼が、あまりにも自信満々に言うから、つい笑みがこぼれた。
「せやから、世界がどうのより、今こうやって二人でおれる時間を、大切にするほうが大事やと思うで?」
その日から、俺の行動は甘くなった気がする。
思う存分甘えて我が儘言って。
言うこと聞いて自分を与えて。
それで彼は良く笑うようになった。
俺の前では特に。
切れ長の目を目一杯伸ばして、俺の頭を撫でて。
前よりも好きと言うことと、言われることが増えた。
一緒にいることも増えたし、今ではもう二人で暮らしている。
もし、
もし、本当に神様がいるならば、このままずっと二人でいさせてくれますか?
もし、二人でいられるなら、きっとどの御託を並べるより幸せになれるでしょう。
どうか、
ifという選択肢を並べられる幸せが、どうかこのまま続きますように。
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オチがあんまり気に入りませんが気にしない方向で;
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