この管理人の小説用ブログです。男同士の同性愛的要素で展開されておりますので嫌悪感を感じる方、男性の方は入室をご遠慮下さい。また当サイトは原作者様・製作関係者様とは一切関係ありません。
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生まれてきてくれてありがとう。
毎年それを言えるように、ずっとその腕で捕まえとけよ?
最高のプレゼント
今日は氷帝の天才、忍足侑士の誕生日。
朝からメス猫どもに囲まれて両手いっぱいにプレゼントを抱えて帰ってくる。
数日前の俺の誕生日と同じようになっている部室には、レギュラー陣もため息しか出てこない。
「また部室がこんなかよ。」
「激狭い。」
「跡部の時よりはましだけど。」
「忍足やるねー。」
「下剋上だ…。」
「今日も部活できませんね。」
大量に運び込まれたプレゼントは、部室を埋め尽くし、足場が無い状態だった。
「…お前の家まで運んでやる。」
俺は自分の誕生日を思い出し、同じ思いをしている忍足に車を出してやると言った。
(俺の誕生日はトラック3台使ったが。)
部室が使えないから当然部活は中止。
もとより、レギュラー陣の誕生日に部室が使えたことは無い。
忍足以外の部員全員を帰らせ、トラックを待つ。
「なぁ、跡部?」
「あーん?」
「今日俺の誕生日やんか。プレゼントとかくれへんの?」
「…」
いきなり何を言い出すんだこの伊達眼鏡は。
いや、誕生日というのはわかる。プレゼントが欲しいとかそういうのも分かるのだが。
明らかに目がキラキラしてる。
「無いわけねぇだろうが。一応聞いてやる。何が欲しいんだよ?」
どうせラブロマのDVDとか言うんだろうという予想は、一気に砕け散った。
「……は?」
「せやから、跡部が欲しいなって言うたの!何遍も言わすなやアホ。」
いやいやいやいや、は?
何を言っているんだ伊達眼鏡さん?
欲しい?俺が?
「い、意味がわからねぇ。分かるように言え。」
「わかった。」
そう言うと、急に俺の目の前に立った。
「俺と付き合って下さい。」
それが俺が一番望んだこの世でひとつしかないプレゼント。
HAPPY BIRTHDAY YUSHI.OSHITARI
「ずっと大切にしろよ。」
「当たり前や。愛してる。」
END
_______________
忍足誕生日おめでとう!!
そして偲乃様、お誕生日おめでとうございます!
いつも素敵な小説読ませてもらっています!
忍足と誕生日同じだなんて羨ましすぎる!!
こんな小説でよかったら貰って下さい^^
これからも素敵な小説を楽しみにしています!
2011.10.15 夜
毎年それを言えるように、ずっとその腕で捕まえとけよ?
最高のプレゼント
今日は氷帝の天才、忍足侑士の誕生日。
朝からメス猫どもに囲まれて両手いっぱいにプレゼントを抱えて帰ってくる。
数日前の俺の誕生日と同じようになっている部室には、レギュラー陣もため息しか出てこない。
「また部室がこんなかよ。」
「激狭い。」
「跡部の時よりはましだけど。」
「忍足やるねー。」
「下剋上だ…。」
「今日も部活できませんね。」
大量に運び込まれたプレゼントは、部室を埋め尽くし、足場が無い状態だった。
「…お前の家まで運んでやる。」
俺は自分の誕生日を思い出し、同じ思いをしている忍足に車を出してやると言った。
(俺の誕生日はトラック3台使ったが。)
部室が使えないから当然部活は中止。
もとより、レギュラー陣の誕生日に部室が使えたことは無い。
忍足以外の部員全員を帰らせ、トラックを待つ。
「なぁ、跡部?」
「あーん?」
「今日俺の誕生日やんか。プレゼントとかくれへんの?」
「…」
いきなり何を言い出すんだこの伊達眼鏡は。
いや、誕生日というのはわかる。プレゼントが欲しいとかそういうのも分かるのだが。
明らかに目がキラキラしてる。
「無いわけねぇだろうが。一応聞いてやる。何が欲しいんだよ?」
どうせラブロマのDVDとか言うんだろうという予想は、一気に砕け散った。
「……は?」
「せやから、跡部が欲しいなって言うたの!何遍も言わすなやアホ。」
いやいやいやいや、は?
何を言っているんだ伊達眼鏡さん?
欲しい?俺が?
「い、意味がわからねぇ。分かるように言え。」
「わかった。」
そう言うと、急に俺の目の前に立った。
「俺と付き合って下さい。」
それが俺が一番望んだこの世でひとつしかないプレゼント。
HAPPY BIRTHDAY YUSHI.OSHITARI
「ずっと大切にしろよ。」
「当たり前や。愛してる。」
END
_______________
忍足誕生日おめでとう!!
そして偲乃様、お誕生日おめでとうございます!
いつも素敵な小説読ませてもらっています!
忍足と誕生日同じだなんて羨ましすぎる!!
こんな小説でよかったら貰って下さい^^
これからも素敵な小説を楽しみにしています!
2011.10.15 夜
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流れる赤に何を思う
答えはひとつ
貴方の愛
恋人シンドローム
忍足が女とキスしていた。
偶然見てしまったそれに、感傷はしなかった。
あぁ、やっぱり。
そう、思った。
息が切れている。
気付けば学校ではないどこか。
走ったんだ、と直感的に。
家に帰るでもなく、
学校に戻るでもなく、
また、走った。
行き着いた場所は、何の変哲の無い文房具店。
俺は吸い寄せられるように中に入って行った。
何となく目についたカッターナイフ。
一番高いものを購入し、また、走った。
気付けば学校。
どうやら一周してきたらしい。
とりあえず向かったのは屋上。
まだ校内は授業中で、静かだった。
屋上に繋がる扉を開けてタンク裏に隠れる。
そして何でもないかのようにカッターを取り出し、刃を出す。
白い肌に銀の刃を突き立てた。
目を覚ました。
俺は眠っていたのか?
左手首には包帯が巻かれていた。
上を向けば白い天井。
さっきまで広がっていた青い空はない。
倒れたのだろう。
簡単に推測できた。
扉を開けて入ってきたのは、
忍足だった。
どうしたの?
そんな怖い顔して。
どこか痛いの?
泣きそうな顔して。
忍足は俺の左手を見て、眉をひそめた。
「ごめんな?」
どうして謝るの?
左手は痛くも何ともないのに。
「景吾、見てたんやろ?」
見てたよ。
貴方だけ。
気付いたんだよ。
きっと心のどこかで。
貴方の愛は俺には向いていなかった。
ただ、それだけでしょう?
「ごめんな…っ…」
謝らないで?
貴方が悪いみたいでしょ?
謝り続ける忍足は、ずっと俺の左手を掴んでた。
俺はどこかで勘違いをしてしまったらしい。
左手に爪を立てた。
「景…吾?」
勢いよく引っ掻いた左手首から、赤い鮮血が溢れ出る。
貴方の好きな左手が赤く染まったんだ。
何故か心の奥底から笑みが零れた。
貴方は俺の身体が好き。
ただ、そう思った。
貴方の愛は、俺に向いてないと、直感的に思ったから。
血に染めたんだ。
どう?綺麗でしょう?
貴方の愛するこの身体。
見てもらうために全身赤で染めましょう。
体の中から溢れ出る、
赤い赤いこの俺の血で。
見て、
愛して、
どうか、俺だけを。
(狂ってしまったのは俺のせいや)
END
______________________________
non様に捧げる2000hit キリリク小説です!
遅くなってすみません><
これは、切甘という分類でいいのか不安ですが、
お持ち帰り下さい^^
期待したのと違う!と思ったらすぐ行動!
コメントください。
書き直します^^
これからもLARMESを宜しくお願いします!
2011.06.20 夜
恋のキューッピットは恋に悩める人の見方なのです。
今日も悩める人々に、天使の導きがあることでしょう。
丁寧にラッピングされた小さな箱。
跡部はその小箱を見つめながら険しい顔をしていた。
今日は2月14日、バレンタイン。
外国では男から女に花束を贈る日。
日本では、女から男にチョコレートを贈る日。
跡部は外国にいる方が長かったために、日本のバレンタインはあまり知らなかった。
しかし、今悩んでいることはそんなことでは無くて。
跡部には、忍足という付き合って半年の恋人がいる。
跡部は、その恋人にチョコレートをあげたほうが良いのか、迷っていた。
そんな状況の中で、跡部に向かって黄色い声が飛ぶ。
「跡部様ー!チョコレート受けとってー!!」
「険しいお顔も素敵ー!!」
「跡部様こっち向いてー!」
その声に気づくと、聞こえる方向に顔を向ける。
「「「キャーー!!跡部様ー!!」」」
女子生徒が跡部のもとに寄ってくる。
「跡部様、チョコレート受けとって下さい!」
「ありがとう。ホワイトデー、待っててよ。」
「「「はい!!」」」
チョコレートを受けとって、ニッコリと笑顔を浮かべる。
それだけで、女子生徒の顔が赤く染まる。
女子生徒は足早に去っていった。
毎年部屋に溢れるくらいのチョコレートを貰う。
自分一人では食べれるものでは無いが、必ずお返しもする。
三倍返しで。
それは母親からの教えだった。
温厚で在るように
フェミニストで在るように
心が綺麗で在るように
女性に対しての関わり方は全て母親から教わった。
しかし、それは女性だけ。
男にどうしろなど、聞かされなかったし聞かなかった。
悩んでいても仕方が無いと思い、誰かに相談することにした。
こんなことに相談に乗ってくれるのは、あいつしかいないと思い部室に駆け込んだ。
「おい、宍戸。」
「お?跡部じゃねぇか。どうしたんだ?」
「その……チョコのことなんだけどよ。」
そこまで言ったところで、宍戸はニヤリと顔を歪ませてこちらを見てきた。
「ははーん、さては忍足に用意してきたな?」
宍戸は跡部の顔を見るなりそう言って納得したように自分で頷いた。
「なっ!まだ何も言ってねぇだろ!」
「顔に書いてあるんだよ。跡部はわかりやすいからな!」
「ちっ…。ああそうだよ。だから…あいつにあげた方がいいのかわからなくて…。」
いつも顔に出てしまうから、嘘をつくのが苦手で、いつもみんなに気づかれてしまう。
自分でも呆れてしまう。
宍戸はニッコリ笑って跡部を見た。
「いいじゃねぇか。渡してやれよ。あいつきっと喜ぶぜ!なにしろこういう行事大好きだからなっ。」
「あ、ああ…。」
そう言ってバシバシと跡部の背中を叩く。
跡部は、少し不安がりながらも、部室をあとにした。
昼休みになって、女子の足が薄くなりはじめた。
跡部は生徒会室のソファで休んでいた。
なんだかんだ言って、まだチョコを渡せていない。
喜ぶのはわかっているが、どうしても自分から行くのが恥ずかしいのだ。
「…はぁ。」
「どないしたん?ため息ついて。」
「うわ!お前いつからそこに…。」
「べつにええやろ?どないしたん。めっちゃ疲れてそうやねんけど。」
「べつに…。」
まさか悩んでいる根本に来てしまわれるとは思わず、適当にあしらうしか方法が見つからなかった。
「ほんなら、なんなん?」
「………。」
「ま、言いたないんやったらそれでもええけど。」
「あ、せや、はい。」
忍足は隠していた右手から箱を出した。
「?」
跡部が、何も言えず俯いていると、頭の上に箱が置かれた。
青いリボンでラッピングされた小さな箱。
それを持っている忍足は少し照れ臭そうに、顔を背けていた。
「跡部絶対くれへんなぁ思うて俺が持ってきたんや。手作りとちゃうけど、受け取ってくれる?」
まるで意思が繋がっているような感覚。
自然と笑いが込み上げてきた。
「ありがとう。有り難く受け取っておく。」
「どういたしまして。」
チョコを貰い、忍足の手を掴む。
掴んだ手を開いて、先程の小さな箱を渡す。
「誰も渡さねぇなんて、言ってねぇよ。あーん?」
「え、ほんまに!?うわ、めっちゃ嬉しいわぁ。ありがとう、景ちゃんv」
「あっバカ!!その名前で呼ぶな!!」
「ええやんええやん!かわええから!」
「ふざけんなぁ!!」
「…激ダサだぜ。」
生徒会室の外で姿を隠して笑っている宍戸がいた。
「ところでお前、なんで俺のいるところがわかったんだ?」
先程から気になっていたことを口にする。
すると忍足は、少し笑って口を開いた。
「宍戸に教えてもろてん。」
忍足がそれを言ったあと、生徒会室の外側から物音がした。
二人がドアを開けて見ると、慌てて逃げようとする宍戸の姿。
「宍戸!!」
「げ、ばれた!!」
「ばれた、じゃねぇ!待ちやがれ!」
宍戸は追いかけて来る跡部と忍足を尻目に、満面の笑みを浮かべ、あばよ!と言ってものすごい速さで逃げて行った。
恋のキューピットはいつも突然に現れ
いつも突然に消えていく。
恋のキューッピットはあなたの隣にも
いるかもしれませんね。
end
____________________________________
偲乃様に捧げるバレンタインの小説です。
忍跡がメインなのか、宍戸がメインなのか分からなくなってしまいましたが、
今日と言う日を存分に楽しんで下さい^^
夜
2011.02.14
「ゆうしおにーちゃん!けぇごとあそんでぇ!」
2月中旬、真冬の空は晴天。地面には昨夜降った雪が積もっていた。
ドアを開けると、5歳の小さな男の子が、白いコートを着て耳当てをして立っていた。
「景吾!よう来たなぁ。」
「けぇごね、ゆうしおにーちゃんとあそびたいの!」
「ええよ。寒いから中入り?」
「おじゃましますっ。」
「はーい。」
忍足の部屋は暖房が効いていて暖かくなっていた。
「景ちゃん寒ない?」
「だいじょうぶ!ゆうしおにーちゃんのおへやあったかいから。」
「そか、ならええんや。ちょっと待っとってな。ホットミルク作ったるからな。」
「うん!ありがとう。」
「どういたしまして。」
忍足はキッチンに立って、小さなマグカップと、大きなのマグカップを取り出して、小さい方には牛乳を並々入れ、電子レンジに入れる。
大きい方にはコーヒーを入れてポットからお湯を注ぐ。
跡部はカーペットの上に座って、着ていたコートを脱いでたたんでいる。
電子レンジから牛乳の入ったマグカップを取り出して砂糖をたっぷりと入れ、かきまわした。
おぼんに二つのマグカップを置いてリビングへと持って行った。
「景ちゃんミルクでけたで~。」
「はーい!」
跡部はテーブルの前に座ってマグカップを受けとった。
忍足は跡部の隣に座りコーヒーをすする。
「景ちゃん今日一人で来たん?」
「うん!えきまでミカエルにおくってもらってそこからひとりできた!」
「そーかぁ、景ちゃん一人で電車乗れたんやな。偉いで。」
跡部の頭を撫でる。
まだ耳のあたりが冷たい。
「ゆうしおにーちゃん、みみくすぐったいよぉ。」
きゃははと可愛らしく笑う子が愛しくて堪らない。
「景ちゃん、俺のこと好き?」
素朴な疑問。
だが、忍足にはとても重要なことで。
「けぇごおにーちゃんだいすきだよ!ちがかったらけぇごあそびこないもん。」
満面の笑顔でそう言った。
「景ちゃんありがとぉ!おにーちゃんもけぇごのこと大好きやでぇ!」
勢い余ってきつく抱きしめたあとに頬にキスをする。
「ゆうしおにーちゃんとりょうおもいだね!けぇごうれしいっ。」
そう言うと跡部も、忍足の真似をして忍足の頬にキスをした。
しばらくそのまま部屋で時間を過ごし、昼ご飯を終え、暇を持て余した。
「ゆうしおにーちゃん。」
「どないした?」
「ゆきだるまつくろ!」
凛々とした瞳でにこやかに言う跡部に、自然と笑顔になる。
「せやね!準備しよか。」
「うん!」
壁に掛けた跡部のコートと自分のコートをとり、先に跡部に着せる。
耳当てと、手袋をさせて外に出させた。
「ゆうしおにーちゃん!はやくはやくぅ!!」
「そんなに急いでも雪さんは逃げへんで~。」
と、言いつつも早く跡部の側に行きたくてならない。
急いでコートを着て手袋をして外に出る。
エレベーターで下に降りて雪を踏む。
雪は7cmほど積もっていた。
「これなら雪だるま作れるやろ。」
そんなことを言っている間に、跡部は雪玉を転がしている。
しばらくして雪だるまが完成した。
「できたぁ!!」
「景ちゃん上手やなあ。」
「すごいでしょ。」
「すごいすごい。せっかくやから写真撮ろう。カメラ持って来るな。」
くるりとマンションの方へと戻ろうとすると、ぐいっと腕を引っ張られた。
「けぇごもいく。」
「わかった。手繋ごか。」
「うんっ。」
ぎゅうっと握る感覚が可愛らしくて思わず笑みがこぼれた。
自分の番号の部屋に入り、三脚とカメラを持って下に行った。
雪だるまの前で二人で写真を撮って部屋に戻った。
「景ちゃんなんか飲むー?」
「ココアのむー。」
「了解。」
ココアを二人のマグカップに入れてリビングに持っていくと、小さな恋人はすやすやと眠っていた。
「疲れたんやな…。なんせ一人で来たんやし。」
跡部に毛布を掛けて、隣に座る。
頭を撫でると、小さな寝言が聞こえた。
この子にはもっといろんな事を教えてあげたい。
テニスや、学校の事などなんでもいいから景吾と話したい。
もっといろんな思い出を作りたい。
そして、どんな思い出も写真に撮って二人で話したいなぁ…。
愛嬌があって、遊ぶことが好きなこの子は、10月4日に生まれた天使の子。
えのころぐさとは、この子のためにある花だろう。
_________________________________________
キリ番1000リクさあり様に捧げる単品でございます。
バカップルでラブラブなものとされたのですが、
こんな形になってしまいました;
しょたべを書くのは初めてではないのですが、どうでしょうか?
甘甘には仕上げられたと思います。
不満等ございましたらコメント等よろしくお願いします。
2011.1.6
Halloween
今日は10月31日、ハロウィンだ。
アメリカの子供達は魔女だのヴァンパイアなどの仮装をして近所の家を回る。
それはイギリスでも同じで、跡部も幼少の時にやったことがある。
しかし、日本にはそのような文化はないので、仮装をする人は無に等しい。
向日たちは、仮装など関係ないというようにはしゃぎまくっていた。
「跡部ー!!トリックオアトリート!!」
向日は元気よく走ってきたかと思うと、いきなり両手を前に出して言ってきた。
「アーン?俺の前に宍戸のところに行って来いよ。」
そういうと向日は残念でしたっと言って、
「亮にはもう言ってきたもん。手作りのカップケーキ貰った!」
かわいらしいカップケーキを見せてきた。
「あ、もしかして跡部、お菓子持ってきてないとか…?」
向日の顔が意地悪く歪む。
そんな向日に対し、跡部は
「そんな仮装もしてねぇ奴にどんな悪戯が出来るんだ、アーン?」
と、軽くあしらった。
「えー…例えば、こんなのとか?」
「ひゃぅっ」
向日は突然跡部の脇腹をくすぐる。
すると、跡部から可愛らしい声があがった。
「なんで…知ってんだよ!」
ギロリと跡部は向日を睨むが、向日はペロリと舌をだして
「なんでだろうね?」
とだけ言って自分の教室のほうへと戻っていった。
「なんなんだアイツは。」
どうせ忍足に吹き込まれたのだろうと思い、自分も教室に戻ろうとした瞬間、今度はジローがきた。
「あとべートリックオアトリート!!」
しかし、跡部はお菓子を持っていなかった。
「わりぃジロー、他を当たってくれ。」
と言って足早に教室に戻ろうとする。そんな跡部にジローはすばやい動きで背中に飛びついた。
そして、跡部の耳を甘噛みする。
「っ! 何すんだよジロー!!」
顔が赤くなるのが分かる。そんな跡部を見るなり、ジローは黒く笑みを浮かべた。
「俺はがっくんみたいに甘くは無いよ?」
言うなりジローは跡部の脇に手を据えて、
「お菓子くれないんだからイタズラしなきゃねぇ?」
脇腹をなぞる。
「あっや、やめろ!!」
跡部が、ジローにイタズラされているのに気付いた宍戸は、勢い良くジローを引き剥がした。
「あ、亮ー何すんだC-、今すっごくE-ところだったのにー」
「ばか!いいとこじゃねぇ!大丈夫か?跡部。」
「あ、あぁ。」
「そうか、ジロー!お前はもっと加減と自重を知れ!!」
「えー…自由なんか重んじゃってどうすんのー」
「たく、お前はそうやって・・・。跡部、お前はもういいから教室行ってろ。」
「あぁ、悪いな。」
「悪いのはお前じゃない。コイツだ。」
ピッと人差し指でジローを指差す。
跡部は少し笑って、宍戸の元を離れた。
そのまま無事教室に戻ることができた跡部は、午後の昼休みまで教室から出なかった。
今日は宍戸たちと学食に行くのを断った。
またあのようなことがあったらシャレにならない。
一人で昼食を済ませ、生徒会室に行く。生徒会室に行くには、必ず中庭の横を通らなければならない。
廊下を歩いていると、見慣れた眼鏡をかけた人物が見えた。
今日は特に会いたくなかった奴だ。
忍足侑士。アイツは何か考えているに違いない。
そう思っていた矢先に、忍足は跡部に気付いた。
「げ。気付きやがった。スルーすれば何とか…」
「なるわけ無いやろ。」
「うわ!!」
急に聞こえた声にびっくりして変な声が出てしまった。
「お前、いつから…」
「ん?今さっきやで。気付いた時に全速力で。」
「それをテニスでしろ。」
「それはまあ、奥の手ちゅう話や。」
「だから負けるんだよ。」
「景ちゃん、それは置いといて、trick or treat?」
何気なく妖しい笑顔で、申し分の無い発音で、手を差し出してきた忍足に少しときめいてしまった。
しかし、跡部は肝心のお菓子を持っていなかった。
「あーん?お前にやる菓子も、お前が出来るイタズラもテメェにはねぇよ。」
「イコール、景ちゃんはお菓子を持ってないんやな?」
ギクリ。
「だ、だったらなんなんだよ。」
「イタズラせぇへんと。」
「だからお前にできるイタズラなんか…」
「せやったら景ちゃんがお菓子になるしかないやん?」
「!!」「ほら、景ちゃん。今なら誰もおれへんで?」
「ふざけんな。とりあえず学校ではダメだ。」
「しゃあないなぁ。せやったら今日俺んちきてな。」
「…1回家帰ってからな。」
「了解。待っとるで?」
そこで会話は終わり、チャイムが鳴り始めた。
授業はうける気になれず、生徒会室で過ごした。
全ての授業が終わり、生徒が家路についた。
跡部は一度家に帰り、一つの小さな箱を手に取った。
中に入っているのはチョコレート。
ハロウィンとあって、自分も何か用意しないわけが無かった。
ただ、一人のために用意したtreat。アイツに渡したら即効逃げてやる。
家を出て、しばらく歩くと忍足の家が見えた。
中学生にもかかわらず、マンションで1人暮らしのアイツは俺の恋人。
そのたった一人のために、とっておきのtreatを用意してやったのだ。
忍足の家の前に立つと、黒いインターホンに手をかける。
すると、すかさずドアが開いた。
「いらっしゃい。はな、入り?」
「コレ。」
「?」
忍足は不思議そうに小さな箱を受け取った。
「あけてもええ?」
「あぁ。」
小箱にかけられている青いリボンをほどく。
箱の蓋を開けたらすぐににげよう。
忍足が蓋を開けた。
くるっと背中を向け、ゆっくりと歩き出した。
チラリと忍足を見遣ると、忍足は硬直していた。
それもそうだろう。中に入っていたのはチョコレート。
しかも俺様の手作りだ。
形はわざとハート型。
ホワイトのチョコペンで“HAPPY HALLOWEEN”と、そして裏にはtrick or treat? と書いてある。
何回も失敗したが、あれだけはちゃんと作れたのだ。
フフッと口元に笑みを浮かべ、その場を立ち去ろうとした。
「景吾!!」
大きな声で呼び止められたと思った瞬間に後ろから抱きしめられた。
まったくコイツは…その身体能力をテニスに使えってんだよ。
「アーン?」
「直接、景吾の口から聞きたいんやけど。」
「…trick or treat?」
「景吾…」
「ん…」
むさぼるような激しく、甘いキス。
他の奴からは絶対に貰う事ができない、とっておきのtreat。
他の奴には絶対にあげない。
こんなに最高なお菓子を貰えるならば、日本でのハロウィンもいいかもしれない。
覚悟しろよ忍足。来年も貰ってやる。
大好きなあなたから奪うお菓子は、他の誰からももらえない、最高の味。
あかんわ…景ちゃん可愛すぎ…!!来年も楽しみや・・・
HAPPY HLLOWEEN
It's the interestly ivent.
oniy with
you.
お待たせしました!!
本当は中旬にうpできる予定でしたが、生憎とテストが重なってしまったため
このような下旬に・・・
ノート6ページ分の長編ですね。
誤字脱字があれば連絡宜しくお願いします^^
500キリ番おめでとうございました!!
これからも宜しくお願いします!
今日は10月31日、ハロウィンだ。
アメリカの子供達は魔女だのヴァンパイアなどの仮装をして近所の家を回る。
それはイギリスでも同じで、跡部も幼少の時にやったことがある。
しかし、日本にはそのような文化はないので、仮装をする人は無に等しい。
向日たちは、仮装など関係ないというようにはしゃぎまくっていた。
「跡部ー!!トリックオアトリート!!」
向日は元気よく走ってきたかと思うと、いきなり両手を前に出して言ってきた。
「アーン?俺の前に宍戸のところに行って来いよ。」
そういうと向日は残念でしたっと言って、
「亮にはもう言ってきたもん。手作りのカップケーキ貰った!」
かわいらしいカップケーキを見せてきた。
「あ、もしかして跡部、お菓子持ってきてないとか…?」
向日の顔が意地悪く歪む。
そんな向日に対し、跡部は
「そんな仮装もしてねぇ奴にどんな悪戯が出来るんだ、アーン?」
と、軽くあしらった。
「えー…例えば、こんなのとか?」
「ひゃぅっ」
向日は突然跡部の脇腹をくすぐる。
すると、跡部から可愛らしい声があがった。
「なんで…知ってんだよ!」
ギロリと跡部は向日を睨むが、向日はペロリと舌をだして
「なんでだろうね?」
とだけ言って自分の教室のほうへと戻っていった。
「なんなんだアイツは。」
どうせ忍足に吹き込まれたのだろうと思い、自分も教室に戻ろうとした瞬間、今度はジローがきた。
「あとべートリックオアトリート!!」
しかし、跡部はお菓子を持っていなかった。
「わりぃジロー、他を当たってくれ。」
と言って足早に教室に戻ろうとする。そんな跡部にジローはすばやい動きで背中に飛びついた。
そして、跡部の耳を甘噛みする。
「っ! 何すんだよジロー!!」
顔が赤くなるのが分かる。そんな跡部を見るなり、ジローは黒く笑みを浮かべた。
「俺はがっくんみたいに甘くは無いよ?」
言うなりジローは跡部の脇に手を据えて、
「お菓子くれないんだからイタズラしなきゃねぇ?」
脇腹をなぞる。
「あっや、やめろ!!」
跡部が、ジローにイタズラされているのに気付いた宍戸は、勢い良くジローを引き剥がした。
「あ、亮ー何すんだC-、今すっごくE-ところだったのにー」
「ばか!いいとこじゃねぇ!大丈夫か?跡部。」
「あ、あぁ。」
「そうか、ジロー!お前はもっと加減と自重を知れ!!」
「えー…自由なんか重んじゃってどうすんのー」
「たく、お前はそうやって・・・。跡部、お前はもういいから教室行ってろ。」
「あぁ、悪いな。」
「悪いのはお前じゃない。コイツだ。」
ピッと人差し指でジローを指差す。
跡部は少し笑って、宍戸の元を離れた。
そのまま無事教室に戻ることができた跡部は、午後の昼休みまで教室から出なかった。
今日は宍戸たちと学食に行くのを断った。
またあのようなことがあったらシャレにならない。
一人で昼食を済ませ、生徒会室に行く。生徒会室に行くには、必ず中庭の横を通らなければならない。
廊下を歩いていると、見慣れた眼鏡をかけた人物が見えた。
今日は特に会いたくなかった奴だ。
忍足侑士。アイツは何か考えているに違いない。
そう思っていた矢先に、忍足は跡部に気付いた。
「げ。気付きやがった。スルーすれば何とか…」
「なるわけ無いやろ。」
「うわ!!」
急に聞こえた声にびっくりして変な声が出てしまった。
「お前、いつから…」
「ん?今さっきやで。気付いた時に全速力で。」
「それをテニスでしろ。」
「それはまあ、奥の手ちゅう話や。」
「だから負けるんだよ。」
「景ちゃん、それは置いといて、trick or treat?」
何気なく妖しい笑顔で、申し分の無い発音で、手を差し出してきた忍足に少しときめいてしまった。
しかし、跡部は肝心のお菓子を持っていなかった。
「あーん?お前にやる菓子も、お前が出来るイタズラもテメェにはねぇよ。」
「イコール、景ちゃんはお菓子を持ってないんやな?」
ギクリ。
「だ、だったらなんなんだよ。」
「イタズラせぇへんと。」
「だからお前にできるイタズラなんか…」
「せやったら景ちゃんがお菓子になるしかないやん?」
「!!」「ほら、景ちゃん。今なら誰もおれへんで?」
「ふざけんな。とりあえず学校ではダメだ。」
「しゃあないなぁ。せやったら今日俺んちきてな。」
「…1回家帰ってからな。」
「了解。待っとるで?」
そこで会話は終わり、チャイムが鳴り始めた。
授業はうける気になれず、生徒会室で過ごした。
全ての授業が終わり、生徒が家路についた。
跡部は一度家に帰り、一つの小さな箱を手に取った。
中に入っているのはチョコレート。
ハロウィンとあって、自分も何か用意しないわけが無かった。
ただ、一人のために用意したtreat。アイツに渡したら即効逃げてやる。
家を出て、しばらく歩くと忍足の家が見えた。
中学生にもかかわらず、マンションで1人暮らしのアイツは俺の恋人。
そのたった一人のために、とっておきのtreatを用意してやったのだ。
忍足の家の前に立つと、黒いインターホンに手をかける。
すると、すかさずドアが開いた。
「いらっしゃい。はな、入り?」
「コレ。」
「?」
忍足は不思議そうに小さな箱を受け取った。
「あけてもええ?」
「あぁ。」
小箱にかけられている青いリボンをほどく。
箱の蓋を開けたらすぐににげよう。
忍足が蓋を開けた。
くるっと背中を向け、ゆっくりと歩き出した。
チラリと忍足を見遣ると、忍足は硬直していた。
それもそうだろう。中に入っていたのはチョコレート。
しかも俺様の手作りだ。
形はわざとハート型。
ホワイトのチョコペンで“HAPPY HALLOWEEN”と、そして裏にはtrick or treat? と書いてある。
何回も失敗したが、あれだけはちゃんと作れたのだ。
フフッと口元に笑みを浮かべ、その場を立ち去ろうとした。
「景吾!!」
大きな声で呼び止められたと思った瞬間に後ろから抱きしめられた。
まったくコイツは…その身体能力をテニスに使えってんだよ。
「アーン?」
「直接、景吾の口から聞きたいんやけど。」
「…trick or treat?」
「景吾…」
「ん…」
むさぼるような激しく、甘いキス。
他の奴からは絶対に貰う事ができない、とっておきのtreat。
他の奴には絶対にあげない。
こんなに最高なお菓子を貰えるならば、日本でのハロウィンもいいかもしれない。
覚悟しろよ忍足。来年も貰ってやる。
HAPPY HLLOWEEN
It's the interestly ivent.
oniy with
you.
お待たせしました!!
本当は中旬にうpできる予定でしたが、生憎とテストが重なってしまったため
このような下旬に・・・
ノート6ページ分の長編ですね。
誤字脱字があれば連絡宜しくお願いします^^
500キリ番おめでとうございました!!
これからも宜しくお願いします!
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